過去に私が愛用していたスマートウォッチの記事です。
今思い返しても出来の良いスマートウォッチだったので記録として・・
趣味レベルですがランニングを趣味としている私。
ランニングではモチベーションアップのためにもログを残すのは必須です。
今までは価格の安い活動量計(スマホ連携付き)を使用しており、万歩計プラスアルファの使い方でランニング(その時はまだジョギングだった)を続けてました。
やがてStravaという超有名アプリ(自転車やランニングのログを残せるサービス)を利用するようになり、自分の走ったルートをGPSで心拍数と共に記録したいと思うように・・
やがてGPSデータを記録するためにGPSを搭載したスマートウォッチを購入するわけですが、スマートウォッチでも自分的には譲れない腕時計の性能がありました。
それは日常的に腕時計としてしっかり機能することです。
①デザインが奇抜ではないこと。
②毎日充電しなくてもよいこと。
①はさりげなくというか、TPOを選ばないという意味で書いています。
Apple Watchより腕時計っぽいという理由
この分野で有名なのはApple Watchです。
Apple Watchはそのシェアと価値感から次世代の腕時計として認識されるようになったため、スマートウォッチに馴染みの無い人からとやかく言われることも無いとは思います。
しかし腕時計にこだわる人はしっかり見てますよね。
個人的には腕時計ほど難しい小物は無いんじゃないかと思っていたり・・
これなに?って聞かれることけっこうあります。
どうせなら無難な丸型が良いと考え、Amazfit PACEを選ぶに至りました。
特に私は四角いディスプレイより丸形のディスプレイが好みなので、このデザインをみて即決だったわけですが、もう少しさりげなさがあっても良かったかなとは思ってます。(いつもつけてますけどね。)
腕時計はバンドを交換することで印象は変わりますので、今後もいろいろ試してみる予定です。
前述した②の条件は本当に厳しい条件でした。
スマートウォッチはバッテリーの容量が少ないのでスマホと同様に毎日充電するものという常識がありましたからね。
以前欲しかったpebbleという腕時計は、ディスプレイに白黒電子ペーパーを採用することで驚きの電池持ちを実現していました。
でも腕時計としてはそれで良いと思うのです。
ただ欲を言えばカラーディスプレイであればうれしいと思い物色していたところ、見つかったのが【Amazfit Pace】でした。
【Amazfit Pace】は電子ペーパーではありませんが、メモリ液晶のような常時表示を実現したディスプレイを採用しています。
そのため常時画面が消えることが無く文字盤表示を可能としています。
これって時計としては実に大切な性能です。
人から時計を見ていることを悟られないように時間を確認するのに腕を動かすアクションはできませんからね。
【Amazfit Pace】は反射型のディスプレイを採用している関係で、外光が強いほど見やすく液晶が見えるという特性を持っています。
反面暗所では画面の手前から光を照射するので、最近の液晶やOLEDと比較して見栄えはちょっといまいちな感じになりますが・・
この特性を最大限に生かせるのが白色ベースの文字盤を選択したとき。
これは非常に見栄えが良く、人によってはディスプレイだと気付かないこともありました。
OLEDだと節電のため黒色ベースの文字盤になりやすいのでちょっとつまらないのですよね。
しかしこのディスプレイのおかげで4~5日は充電不要で使用することができますし、夜に充電しなくても良いので睡眠時間の記録もしっかりととることが可能なのは嬉しいところでした。
ちなみに【Amazfit Pace】の価格は12,000円程度。
安すぎですよね・・
私が買ったときはPaceは16,000円位だったと記憶しています。
たしかにモデルとしては古く、今はもっとバリエーションが用意されています。
個人的にはGTRってのが非常に格好良くて好きなのですが、評価用に安い【Amazfit Pace】にしました。
使用する上で気になることといえば、時計自体の言語表示に日本語が用意されていないことです。
ただ日常的に使用していて英語表示でもどうしようもなくわからないという事はないですね。
スマホとの連携設定もとても簡単で、ペアリング前に時計に表示されているQRコードをスマホで読み取るだけの簡単設定でペアリングが可能です。
ディスプレイは期待通りの性能で、まさに時計とはこうあるべきといった感じです。
暗いところでは全面からの間接照明となっているので色味が若干違って白っぽく見えますが、そこまで気になるところではないでしょう。
実際に使用してみて気づいたところとしては、常時表示の節電モードはディスプレイの表示色が少なくなってしまうことと秒針の表示がされないところです。
Amazfitは有志が作成した文字版をダウンロードできるサイトがありまして、ダウンロードしたデザインによっては減色したために見栄えが変わってくることがあります。
こればっかりはいろいろと試してみるしかないですね。
この上の画像が通常表示モード。
LEDフラッシュを使用したのできれいに文字盤がうつりました。
この状態の時は秒針が表示されています。
こちらが省電力モードの時の文字盤。
色数も減色されて解像度も若干低下しているようです。
長針の表示にギザギザ、バッテリーの残量表示バーに粗さが目立ってきます。
デフォルトの文字盤なのでそこまで気にならない様になっていますが、余所からダウンロードしたデザインだと粒子状になっちゃうモノもありますね。
ちなみにバッテリー残量は80%ですが、これは充電後から約24時間ONし続けた時の残量なんです。
このまま使い続けてもあと3日くらいは余裕で使用できます。(とにかくスタミナがスゴイ!)
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こちらがスマホのアプリ画面。
このアプリを起動したときにウォッチと連動し、活動量や運動記録などのデータ転送が実行されます。
Stravaとの連携もこの時に実行されますので、事前に連携設定は済ませておきましょう。
アプリ側は日本語表示に対応しているので使用に関してはまったく問題なく、わかりやすくて使いやすいアプリです。
スマートウォッチならではの機能にスマホからの通知機能があります。
当然Amazfit Paceにもその機能は搭載されていますが、Apple Watchなどでできる返信などの凝ったことはできません。あくまで通知機能のみに限定されているので注意が必要ですね。
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通知はアプリごとに細かく設定が可能になっています。
本当に必要な通知のみを選んでおけば邪魔されずに快適になると思います。
肝心のGPSロガーとしてのアクティビティ機能に関してはかなり優秀でした。
GPSの測位も素早いですし、記録されたGPSログを見ていてもかなり正確なのはとてもありがたい。
私のランニングは小道を行ったり迷走することも多いので、この精度があれば正確な記録を残すことができるでしょう。
高度に関してはちょっと正確さが足りないようで、測位してすぐに走り出す感じだととんでもない高度が表示されているときがありますね。
心拍数に関してはちょっと微妙な感じです。
立ち上がりが悪いのか走り出してから五分くらいは正確な心拍数を記録していない気がしますが、それ以降は安定するのかそれなりに自分の心拍数を計測できているように感じます。
GPS計測中の電池消費についても問題はなし。
五時間位のジョギングに挑戦したことがありましたが、電池の持ちに関しても不安はまったくありませんでした。
このときにマラソンコースのGPXデータをウォッチに転送して簡易地図を表示しながら走ったのですが、とても便利な機能で使える!って思いましたね。
【Amazfit Pace】は入門用ランニングウォッチとしては十分すぎる機能ではないかと思います。
ざっとAmazfit Paceを紹介しましたが、今の価格はかなりお買い得になっているので、人と違うスマートウォッチを探している方や、GPSロガーを求めている人にはお勧めいたします。
ほかとは違う独自性を持ったこだわりのスマートウォッチ【Amazfit Pace】の紹介記事でした。