こんにちは、三毛フミです。
iPadが活躍していないと思ったことありませんか?
大画面のタブレットとして便利なiPadですが、使っているアプリがブラウザだけって人も多いんじゃないかと思います。
そのiPadをもっと有効に使いませんか?
iPadにはパソコンと同じようなソフトが用意されていて、ノートパソコンのように文章を書いたり、表計算ソフトで計算させることが簡単にできるようになっています。
しかし画面でのタッチキーボードだと使い勝手が悪く、iPadの実力を発揮させることは難しいのです。
そこで市販のBluetoothキーボードを用意してiPadの能力を解放する方法を記事にしました。
今回は使わないipadをパソコンに変えてくれるiPad専用キーボードのご紹介です。
- iPadはなぜ使われなくなるのか
- iPadがパソコンに負けてしまう理由
- 家でじっくり文章作成できるキーボード
- iPadならではの機能「ライブ変換」が使える!
- 大きなスマホからパソコンへiPadを変えよう
iPadはなぜ使われなくなるのか
Photo by Arthur Lambillotte on Unsplash
iPadは持ち運びに便利なサイズ感と大画面を両立したツールです。
外でもパソコンと同じくらいの画面サイズで情報をあつかうことができるので、ブラウザやYouTubeを閲覧するのにも便利です。
そんな便利なiPad、利用できる箇所が限定されるという現実もあります。
特にWi-FiモデルはフリーWi-Fiスポットでの使用が前提となりますし、スマホのテザリングでの使用を考えても一手間増えてしまうわけです。
スマホの大型化も理由の一つになるのではないでしょうか。
では自宅で活躍できるのかといえば、出番は意外と少ないようです。
簡単に調べたい時はスマホ、じっくり調べるときはパソコンを使う人が多いようで、意外とiPadの活躍できる場面が少ないことに気付かされますが、どうしてそんなことになってしまうのでしょう。
iPadがパソコンに負けてしまう理由
ではなぜiPadはパソコンに負けてしまうのかを考えます。
主な理由としてはマルチタスクに向いていないこととキーボードの存在が大きな理由と考えられます。
1.マルチタスク
マルチタスクというと、パソコンでは当たり前の機能です。
画面の下に起動したプログラムが並んで表示されているあの状態ですね。
これは現在起動しているプログラムがずらっと並んでいる状態を表します。
同時に複数のプログラムを起動しておけるので、私たちは状況に応じてプログラムを選択しながら作業することで無意識にマルチタスク機能を使用しています。
ではiPadでマルチタスクはできないのか?といえば、疑似的に再現が可能です。
ホームボタンを2回押すと起動しているアプリが一覧で表示され、切り替えたいアプリを選ぶことができるようになっていますし、二画面表示も限定的ですが可能です。
【iPadは二画面表示も可能なのだ】
しかし同時表示はともかく、裏で動いているアプリは積極的に動いていません。(待機している状態)
パソコンは表示されていないプログラムもガッツリ稼働していますので、複数のプログラムを起動しながら作業するのに最適なツールなのです。
実際にそのようなケースがどれだけあるかは仕事によって違ってきます。
2.キーボードの存在
一番の理由が物理キーボードの存在です。
たしかにiPadのサイズなら、画面に表示されるタッチキーボードはフルサイズに近いです。
別にキーボードを持ち歩かずにタイプできるのは便利ですが、押した感触がありませんので意外とミスタッチが発生してしまいます。
文章を多量に打つ場合はどうしても感触のあるキーボードが使いやすいのです。
特にブラインドタッチでは押したかどうかの感触は重要です。
ではこのキーボードがiPadの通常キーボードだった場合、iPadはもっと使いやすい道具として活躍するのではないかと考えました。
対抗するのはノートパソコンやデスクトップパソコンです。
自宅でじっくりと文章を作成する状況を想定することにします。
どうせなら持ち運び式などではなく、どっしりとしたキーボードを選んでみましょう
家でじっくり文章作成できるキーボード
今回紹介するのはサンワサプライ製の「400-SKB062」です。
iPad専用Bluetoothキーボードとして発売された商品で、デスクトップパソコンにも劣らないしっかりとしたキーボードなので、自宅で文章を作成する方にはとてもおすすめできる製品なのです。
この製品の一番の特徴ですが、相当にしっかりと重量感のあるキーボードです。
その重量から持ち運び用途には向きませんが、デスクに置いた場合もどっしりと安定するので動いたりすることは一切ありません。
本体にタブレットホルダーがついていますが、この安定感のおかげで大型タブレットであるiPadを差し込んでもしっかりとホールドしてくれます。
配列はiPad用なので、Windows用のキーボードとは少し違います。
ホームボタンが用意されていたり、オプションやコマンドキーが用意されています。
一般的にはUSキーボードと呼ばれる配列なのでエンターキーが小型であったり、日本語の表記が一切ありません。
慣れてしまえばUSキーボード配列の方が使いやすく感じる人も多いですよ。
キーは珍しい丸型です。
見た目がタイプライターのような印象なのでアンティーク感があります。
デスクに無造作に置いていてもおしゃれな感じなのでお気に入り。
この特徴的な丸型キーはとても使いやすくてタイピングがしやすいです。
キーストロークも適度に確保されていますので、反力も重すぎず軽すぎずなしっとりとした感触を楽しみながらタイピングを続けることができます。
特徴である丸型のキーについて、手持ちのキーボードを全て丸型に変えたくなるくらいに使い勝手の良いものでした。
隣のキーとの距離感が保たれるからか、誤タイプする確率が劇的に減少します。
これは意外な発見で、自分のタイピング技術が向上したと感じますので隣のキーを誤タイプしてしまう方には丸型キーはおすすめですね。
3台までの機器を登録することができる「マルチペアリング」に対応しています。
切り替えも【Fn】キーで簡単にできますので、iPhoneを登録しておくことも可能です。
キー配列が少し変化しますが、WindowsもAndroidも登録することは可能です。
電源は充電式で、本体内蔵の電池をMicroUSBケーブルで充電します。
3時間の充電で60時間使用することが可能なので、充電の頻度はかなり少ないのでいつ充電したのか忘れてしまうくらいです。
使ってみて思ったのが、とても打ちやすく使いやすいキーボードです。
このキーボードを使いたいがためにiPadで作業することも増えたくらいです。
iPadはおしゃれなイメージのあるツールなので、「400-SKB062」のような遊び心のあるデザインとは相性が良いと思います。
iPadならではの機能「ライブ変換」が使える!
iPadにキーボードを追加したときだけ使える機能があります。
Macではお馴染みの機能「ライブ変換」です。
Channel AAPLさんがアップしている動画を参考になります。
通常の文字変換はスペースキーを押すことで文字変換を行います。
ライブ変換は文字入力をしている途中から随時変換されていく変換機能です。
ひたすら入力し続けていくと、エンターキーすら押す必要がありません。
この機能については賛否両論ありますが、文章として認識しながら変換を実行してくれるので、私が使って見た限りでは不満のない変換機能を持っています。
(時々誤変換が発生すると修正に手間がかかるという理由でオフにする人もいるようです。)
MacBookAir M1が発売された時に初めてこの機能を体験した時は感動しました。
後日自分のiPadでも利用することができることを知って喜んだ記憶があります。
iPadではiPadOS13.4から実装されたこの機能はとても便利に文字入力が可能です。
この機能だけでもiPadにキーボードを追加する価値があると思いますので、ぜひ一度体験してみてほしいです。
ちなみにiPhoneでは「ライブ変換」を使うことができません。(残念)
大きなスマホからパソコンへiPadを変えよう
もしiPadの能力をキーボード無しで判断しているのならもったいない話です。
appleはiPadを小さなコンピューターとして生み出し、ノートパソコンの代わりとしても使えるだけの機能を盛り込んだ商品です。
現状は持ち歩ける大画面スマホとしてしかiPadは評価されていない気がしますが、どうせならキーボードを追加してその多機能さを体感して欲しいと思います。
今回は自宅で使うのに理想のキーボードを紹介致しました。
持ち運べるキーボードなら出先でも文章の編集はできそうですが、iPadとキーボードはけっこうな荷物になりますのでおすすめできません。
小型のキーボードは使いにくいので効率は悪く、結局は使わなくなってしまいます。
今回紹介したサンワサプライ製の「400-SKB062」はキーボードの単体性能も優れており、なんとなく使ってしまう気持ちよさがあるキーボードです。
持ち運びがきびしい重さの(720g)ですが、そのぶん抜群の安定感を誇ります。
どっしりとデスクに鎮座し、iPadをホールドするその姿はもはやノートパソコンです。
使いやすいキーボードは仕事の進み具合も違いますよ。
よりパソコンに近づけるためにBluetoothマウスも追加すると捗ります。
「ライブ変換」を備えるiPadは自宅だけの使用でも大活躍です。
三毛フミはiPadで下書きしてからパソコンで編集する使い方をしています。
「ライブ変換」はサクサク文章を書けるので、まずはiPadで何も考えずひたすら文章を打ことにしています。
こうすると気軽に仕事が始められるので試してください。
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今回はiPadをもっともっと活用できる方法として、Bluetoothキーボードを追加することをおすすめする記事を書いてみました。
今後もiPadを便利に使う記事を書いていきたいと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。