iOS16が発表されてから頻繁に更新ファイルが提供されているiPhoneシリーズ。
私が仕事で使用しているiPhoneSE2もiOS16対応のモデルです。
初期のバージョンを数回見送り、iOS16.1が提供されたあたりでアップデートを導入してみました。
過去に何度かアップデートは「パソコンを使うと安全」と記事にしていたとおり、OSアップデートはパソコンのiTunesを使ってアップデートを実行しているのですが、なんとアップデートが途中で失敗してiPhoneが起動しなくなるトラブルに遭遇しました。
仕事に使っている端末なので、復帰しないと大変です。
今回はそんなiPhoneSE2を復活劇を記事にしてみました。
OSアップデートを2回失敗している我がiPhoneSE2
端末でのアップデートは失敗することもあるから気をつけろ。
実際に失敗したことはありませんが、私は先人の教え?を守りパソコンからiTunesでOSアップデートを実行することにしています。
実際にiTunesを使用してOSアップデートをすると非常に調子良く、電池の異常消耗などのトラブルに遭遇することなくiPhoneを使うことができました。
しかしiOS16.1のアップデートを実行したときに、初めてアップデートに失敗する事態に遭遇いたしました。
「パソコンを使ってもダメなときはダメ」ということを思い知ることに。
しかも失敗したのは今回で2回目という事実。
iOS16.2を導入する際、前回と同じタイミングで「失敗しました」表示が出てしまいました。
iPhoneはリカバリーモードになったまま起動せず、復旧させないと電話として使うことができなくなります。
可能性はふたつ。ハードウェアかソフトウェアの問題
じつは失敗した環境には共通点があり、失敗した理由であると推測しています。
最終的には自宅にあるデスクトップパソコンを使用して復旧しましたが、その時は一度も失敗することなくiPhoneを復旧することができました。
ひとつはノートパソコンでアップデートを実行したこと
電力不足に備えてACアダプターを使っているので、今回のアップデート失敗には電力不足は関係が無いと判断しています。
HPの軽量ノートブック「HP Folio G1」を使いましたが、このパソコンは「USB type-C」のみを搭載。
iPhoneとの接続には「USB Type-C to Lightning」ケーブルを使っています。
失敗する度に別のケーブルを使用していましたので、ノートブック「HP Folio G1」側の「USB Type-C」端子に接触不良が発生していた可能性があります。
もうひとつはMicrosoft store提供版のiTunesを使用したこと
もう一つの共通条件「Microsoft store提供版のiTunes」を使用したことです。
iTunesを使用してバージョンアップする際に最新版を使用してのアップデートを促されるのですが、現在最新版のiTunesはMicrosoft storeから提供されています。
アップデートにはノートブック「HP Folio G1」以外に社用デスクトップパソコン(core 2 DUO機!?)も使用しましたが、同じようにアップデートに失敗しています。
デスクトップにインストールしたiTunesもMicrosoft storeからインストールしています。
成功したのはUSB type-Aと古いiTunesを使っているデスクトップPC
最終的には自宅にあるデスクトップPCを使って復旧することに成功しました。
このパソコンは5年ほど前のデスクトップPCで、HP製のビジネス機種を中古販売されていた格安1,5万円パソコンです。
このパソコンには従来からのWindowsインストール版のiTunesが入っていましたので、iTunesをバージョンアップせずに復旧を試みました。
セーフモードになったiPhoneをiTunesに接続すると、自動的に復元作業に入ることを誘導されて最新版のiOSに更新されることになります。
新規にiOSをインストールされるので、当然ですがデータは消去されるわけで・・
iCloudで定期バックアップを設定していれば、iOSインストール後にアプリがイ順次ンストールされて復元が実行されます。(完全には戻りませんが)
iTunesでパソコンにバックアップデータを保存していれば、そのデータを使って復元することは可能なので、OSのバージョンアップ前にはできるだけパソコンなどのローカル環境にデータをバックアップしておくと安心ですよ。
私の環境ではアプリ版iTunesは相性が悪い
自宅のデスクトップパソコンを使用して復旧できたiPhoneSE2。
色々試してみた結果から言えば、Microsoft storeからインストールするアプリ版iTunesの問題ではないかと思っています。
古いパソコンを使っていて相性が悪いのでしょうか?
思い返せばiPadのバージョンアップを実行したときにも同じような条件下でインストールに失敗し、最終的には自宅のデスクトップで復旧させるという今回と同様の体験をしたことがあります。
iPhoneはセーフモードに自動的に入ってくれるので、ユーザーとしては安心できる機種です。
ただ、パソコンを持っていないユーザーは大変です。
起動しない以上はiPhoneを復旧させるにはiOSの再インストールが必要ですからね。
万が一を想定して、安価なパソコンを用意してみてはどうでしょう?
ローカルでバックアップを保存できるのは安心できますよ。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。