三毛フミブログ「オススメ回想録」

三毛フミのブログへようこそ。 日常のちょっとした感動や感想を記事として記録しています。

YouTubeをヘッドホンから停止できなくなった

YouTubeをヘッドホンで停止できなくなった

YouTubeをイヤホンやヘッドホンで視聴しているときに、イヤホンのボタンで再生はできるが停止できない症状が出ました。
使っている環境はAndroidのPixel8を使用し、再生環境はSHOKZ OpenMoveを使っています。

ある日突然発症するこの症状は何が原因なのでしょうか?

特にYouTube Premiumでバックグラウンド再生をしているときに停止できないのは不便ですよね。
簡単な設定変更で元に戻るので紹介します。

YouTubeアプリから「電話」の権限が消える

この問題の解決方法ですが、YouTubeアプリから「電話」の権限を許可することで解決します。
イヤホンやヘッドホンのボタンでYouTubeの再生・停止をする場合は「電話」の権限が必要でした。

まずは設定アプリを起動します。

設定アプリ起動

設定項目から「アプリ」を選択
アプリ項目からYouTubeを選択するのですが、表示されていない場合は「すべて表示」を選びます。

アプリを選択

インストールされているすべてのアプリが表示されますので、その中から「YouTube」を選択します。

YouTubeアプリを選択

YouTubeアプリの情報が表示されます。
項目の中に「権限」が用意されていますが、「電話」の権限が与えられていないとイヤホンのボタンから停止ができません。
画像はすでに「電話」の権限を付与した後なので表示されています。

権限「電話」を付与

権限を選択して電話の権限を追加しましょう。
許可しないに分類されている「電話」を選択し、アプリから電話へのアクセスを「許可する」に設定します。

電話を選択して権限を許可しよう

YouTubeアプリに「電話」の権限を許可した後は、YouTubeでイヤホンやヘッドホンのボタンから再生・停止ができるか確認しましょう。
設定は以上で完了です。

どうして「電話」権限が消えたのか?

以前はイヤホンのボタンが使えていたのに、使えなくなったことが疑問として残ります。
これはいくつかの原因が考えられます。

権限の自動削除機能が働いた

Androidはバージョン11以降にアプリの権限を自動削除する機能があります。
これは使わなくなったアプリに対して働く機能なのですが、使用頻度の少ないアプリに対して不要な権限を削除することで安全性を確保することが目的です。
バックグラウンドで不穏な動きをしているアプリを無効化することができるわけです。

Androidのアップデートで権限がリセットされた

Androidのメジャーバージョンアップでアプリの権限がリセットされることがあります。
リセット後にアプリを起動したときに権限を許可するかの選択が出ますが、YouTubeに電話の権限は必要なさそうですよね。
その結果「許可しない」を選択すると結果的にイヤホンボタンが使えなくなるわけです。

アプリのバージョンアップで権限がリセットされた

アプリのバージョンアップで権限が消えることもあるようです。
基本的にはバージョンアップ前の権限を継承しますので、このパターンはあまり無いと思います。
とはいえアプリ次第ではありますので、更新後に動作が不安定な場合は権限を見直してみましょう。

アプリの権限について知っておこう

今回はYouTubeの動作不良についての解決方法でしたが、アプリの権限での不具合はよくあるトラブルです。
セキュリティ意識が高い人ほど「許可しない」を選択する可能性がありますので、アプリが思ったように動かないときは権限を見直してみることはトラブル解消の第一歩です。

アプリによっては許可が必要な権限の理由を記載してありますので、必須な権限や不要な権限を把握しておくことは安全性を高めることができます。
公式アプリでも不穏な活動をするアプリもありますので、アプリ権限を与えるときは一考することが大事です。

それでは快適なYouTube生活を!

WordPressのパーマリンク設定で失敗した話

WordPressで失敗したお話です。

パーマリンク設定(作成した記事にURLを設定する機能)を変更したら大変な目にあいました。

実際の被害は大きくはなかったのですが、パニクった自分の行動で被害を拡大させるおそれがあったというお話です。

WordPressの教本で感銘を受けた!

パーマリンク設定とは、作成した記事に対してURLを自動付与してくれる機能設定です。

法則性はいろいろあるのですが、たとえば日付やカテゴリ、IDなどランダムで重複しない番号をつけたりすることができます。

 

この法則を自分自身で決めることができるのですが、普通は解説時に決めるだけで変更することは稀です。

なぜならURLが変化すると、読者が設定してくれたリンクやブックマークと一致せずエラーが返ることになるからです。

もちろんgoogleなどの検索結果からのリンクもエラーになってしまいます。

 

わたしはブロガーのヒトデさんがオススメしていた方法でURLを手動設定していましたが、たまたま最近読んだブログの教本でジャンルと固有IDでパーマリンクを設定する方法を知り、これもありだなと思ってパーマリンク設定を変更しました。

 

実はこれ、やっちゃいけないことでした。

まぁみんな知ってますよね…
その時は良い方法だなって思ったんですよ…

 

WordPressのパーマリンク設定を変えると過去記事のURLもかわる!

作業は朝の出勤前なので、出かける前にササッとパーマリンク設定を変更し、新しい記事を保存したら固有IDになることを確認して出勤。

これを変更したから特別ラクになるわけでもありませんが、適当に保存したときにわかりやすくなればと思って行動したわけです。

 

数日後、記事をリライトした時にあることに気付きました。

 

ページのURLが変わってないですか?

 

あわててGoogleの検索窓から狙っていたキーワードで検索してみる。
結果は「404 not found」でした…

 

そうです、Googleの検索結果と自分の記事との関連性が消えてしまったのです。

 

コレに気付いたのが出勤1時間前でした。
「1時間で復旧できるか??」

 

この時点で相当焦っていたと思います。

 

そういえばWordPressでバックアップ設定をしたことを憶えていたので、バックアップデータから記事を復旧することにしました。

 

その時は簡単に考えていたんですね。

パーマリンク設定を変えてもあせるな!元の設定に戻せばURLも戻る

結論から言えば、あせらずパーマリンク設定を元に戻せば復帰します。
WordPressは優秀なので、元の設定にもどせばその時付けていた名前へ自動的に戻ってくれるのです。

 

そんなことも知らず、バックアッププラグイン「BackWPup」の復元を実行しようとしている私です。

 

ところが、理解もせずバックアップ設定をしていたので「BackWPup」の使い方を知りません。
あわててググって復元方法を調べて教えてもらい実行。

ところが「BackWPup」がどういう方法で復元するかを次々聞いてきます。
急いでいたので違いを十分に調べる事ができず、不安で先に進めなくなっていました。

 

手詰まりですね…

 

ここで学んだことは、バックアップは日頃から備えておく事と、バックアップデータの復元方法を調べておくことです。

場合によっては取り返しの付かないことになりかねません。

 

私はよく分からずに復元するのをやめて、いったんパーマリンク設定を元に戻すことにしました。

 

設定変更で元のURLにもどって復活しました!

WordPressのパーマリンク設定を元に戻すとあっさり復活しました。

 

WordPressは素晴らしいですね。
パーマリンク設定のフォーマットを変更しても、過去の設定を記憶しているようです。

 

私の場合は記事ごとに独自URL(自動で数字が入る)を設定していて、ジャンルと固有IDで自動記録するように変更しました。

しかし記事ごとのURLはしっかり保存されていて、パーマリンク設定を元に戻せば元通りに戻るのでした。

 

さすがはWordPress、うっかりミスもフォローしてくれるとは感謝しきれません。

嬉しくて涙が出ました…

 

ここで私が言いたいのは、トラブルが発生した時は逆の手順をまず試すことです。

中途半端にバックアップをしていたことだけを思い出し、その路線に突っ走ったことで迷走を続けるところでした。

 

非常によくある話ですが、慌てている時の次の一手はだいだい失敗に終わることが多いわけで…

まずはどれだけ冷静になれるかだと思います。

 

もうひとつ思ったのは

「バックアップをとっておきなさい」

とよく言われますが、復元方法はおろそかになりがちです。

 

今回は復元方法に選択肢が出現したので躊躇しましたが、その言い回しはソフトによって様々です。

今回のようにパーマリンク設定だけを元に戻すという復元方法は不可能に近く、全てを上書きして復元するという方法しかできないと思います。

 

そう考えると、バックアップ頻度は短めにしておくのが正解ですね。

 

この失敗を元に、自分のWordPressのバックアップ体制を見直しする必要が出てきました。

 

まだまだ勉強が必要ですね。

iPhoneSE1の持ち運びに便利なコンパクトさを活かした使い方

2023年もiPhoneSE1を使い続けるために

iPhoneSE1を今も使い続けている、もしくは使おうと思っている方に向けた記事です。

そのコンパクトなボディからiPhoneSE1を使ってみたいと思うけど、バッテリーが一日もたないんじゃないかと心配になりませんか?

 

実際に私も仕事用の2台目スマホとして運用中ですが、1624mAhという電池容量は決して余裕のある電池容量ではありません。

 

通話やSNSを時々使う使い方ですら夕方には50%を下回るかどうかという状態です。

 

しかし2台持ちが必要な人にとってiPhoneSE1のコンパクトさはとても魅力的に映るはずです。


最新のスマホと同じような使い方はできませんが、私の使用用途で電池の持ちが劇的に改善した方法をご紹介します。

Googleマップのタイムラインは超便利!だが…

googlemap

電池消費を大きく改善するアプリのひとつは「Googleマップ」です。

 

Googleマップは現在位置を表示しないと意味がないアプリなのでサービスをフルに使うため位置情報の取得権限を求めてきます。

 

ここでバックグラウンドでの位置情報取得を許可してしまうと電池消費が大きくなってしまうのです。

 

Phoneは「位置情報サービス」でGoogleマップに「このAppの使用中のみ許可」と設定しておくことで電池の消耗を抑えることができます。

(もちろんGoogleマップ以外のアプリでも位置情報の取得は「常に」を選ばない方が節電になりますよ。)


この設定でGoogleマップにでてくる影響として「タイムライン」機能があります。

「タイムライン」はスマートフォンの位置情報を利用して、その日の行動を記録してくれるという便利なサービスです。

 

私は一日の行動を振り返るために「タイムライン」を利用していますが、かなり正確に訪問先を記録してくれています。

 

タイムライン機能そのものの有効・無効切り替えはGoogleマップの「ロケーション履歴」の設定で行うものであり、タイムライン機能そのものが使えない訳ではありません。

 

じつは位置情報はGPS以外にも通信電波で取得することが可能です。
測位精度が落ちて訪問先にズレが発生する事がありますが、そんなに大きく影響が出ていないのが実態です。

 

位置を記録するので待機中も電池消費が大きくなる

もうすこし位置情報について説明します。 

 

Googleマップにアプリ未使用時でも位置情報を取得できる権限を与えることでスタンバイ状態でも現在位置をより正確に記録することが可能になります。

 

結果としてタイムラインの精度も向上しますが、正直なところ「Appの使用中のみ許可」で精度は問題ないんじゃないかと感じています。

 

位置情報を使うサービスは非常に便利な機能ですが、電池容量の少ないiPhoneSE1ではバカにできない消耗となります。

 

できる限りバッテリー残量を維持したいiPhoneSE1では相性の悪い機能と言えるでしょう。

iPhoneSE1で位置情報の常時取得はあきらめて運用するべきです。

 

iPhoneSE1には荷が重いサービスだと割り切ろう

2023年現在もiPhoneSE1を快適に使い続けたい場合は、ある程度便利な機能はあきらめる必要がありそうです。

 

なんといってもiPhoneSE1は設計がiPhone5Sと同じであり、2013年頃の標準的なバッテリー容量ですからさすがに無理は言えません。

 

とはいえAndroidも当時はバッテリーの消費が大きく、1日持たせるには心許ない機種が多くありました。

 

Googleの便利なサービス、特に位置情報を利用するものはバッテリーの消費が多いので、iPhoneSE1の魅力を十分に楽しむためにはバックグラウンドで動かすサービスは利用しない方向で使いましょう。

 

これだけの工夫でiPhoneSE1の電池持ちはかなり改善します。
使い方を工夫することでiPhoneSE1はまだまだ1日使えるスマホとして活躍できますし、バッテリー切れが不安なら軽量なモバイルバッテリーを持ち歩けば問題ありません。
1,600mAhのコンパクトなバッテリーは充電しても短時間で復活してくれます。

 

iPhoneSEの苦手とする使い方

iPhone(iOS)はスタンバイ状態での電池消費がとても少なくて優秀な端末です。
通話に加えてメールやLINEの使用がメインというスタイルだととても相性が良く、この使用方法であればバッテリーの容量は問題にならないでしょう。

 

実際に私の使い方はこんな感じです。

 

iPhoneSE1は画面が小さいのでブラウザや動画視聴はパソコンを利用します。

この使用方法は不便に感じるところもあるかと思いますが、じつはながら作業の防止にとても役立っているんです。

 

脱線しやすいタイプの人には特におすすめで、現在進行中の仕事に没頭したいと考えている人にiPhoneSE1は最高のツールになるでしょう。

 

しかし利用できるパソコンが近くにないという環境では不向きです。

パソコンの代替としてスマートフォンを利用している人には画面の小さいiPhoneSE1はとても相性が悪く、バッテリー消耗も増加するので不満に感じるでしょう。

また長距離移動が多い方にもiPhoneSE1の電池容量は不利です。


スマートフォンはモバイルネットワークを維持するために携帯の電波を常に拾い続ける必要がありますが、この電波の切替には多くの電力を消耗します。

 

移動速度が速ければ速いほどこの傾向は顕著に表れるようで、出張がメインの業務であればバッテリーの消費はかなり激しく感じるはずです。(電源をOFFするという小技もあります。)

 

配達や訪問業務でナビアプリを使ってルート案内している方も要注意。

画面が常時オンで位置情報を拾いつつルート案内のためスマホの頭脳はフル稼働、本体の発熱やバッテリーの消耗はかなりのものです。

ナビをメインに考えるなら性能とバッテリーに余裕のある機種を選ぶのが正解でしょう。

 

意外なのは動画視聴や音楽再生で、思っていたより使えるというのが私の印象です。

当時は画期的な性能で話題になったApple A9を搭載しているので、この程度の負荷ではビクともしないということでしょう。

 

アプリのバージョンアップや新機能が限定される

App Storeで提供されるアプリのバージョンが進まない可能性があります。

iOSのメジャーアップデートが提供されないため、apple以外から提供されているアプリメーカーも現行機種と考えずに新機能を搭載してこない場合もあるからです。

 

たとえば車と接続できるapple carplayを例に挙げますと、現行のiPhoneとの比較では機能向上が感じられていません。

 

ApplecarplayがiOSのバージョンに大きく依存する機能なので当然ではありますが、Appleのマップアプリを使わずGoogleマップアプリを使うなどの代替方法があるのでそれほど気にはならないと思います。

 

しかしそれらのアプリも機能向上されるかについては今後どうなるかわかりません。

バージョンアップが打ち切られても仕方ないと考えて、今後も考慮しなくてはいけない問題でしょう。

 

iPhoneSE1は二台目のサブ端末として使うのが正解

ここまでの内容はメイン端末としてiPhoneSE1を検討している場合のみ影響してくる問題だと思われ、同時持ちの二台目端末としてiPhoneSE1を検討しているのであれば問題にすらならないでしょう。

 

そう考えるとiPhoneSE1はサブ機としては最高の端末です。

2023年にiPhoneSE1を検討しているということは、この端末に特別な何かを感じているはず。

 

実際に使ってみるとわかりますが、やはりこのコンパクトさとデザインは最高です。
今ならまだまだ使えると考えて、1度は実際に所有してみる事をおススメしたいと思いますし、その良さを共有したいですね。

 

メインスマホを残したまま2台目として試しに運用してみるのも良いです。

日本通信SIMでは月額290円で運用できる「合理的シンプル290プラン」がありますが、お試しで2台目を運用するのにピッタリなプランになっています。

 

データ通信量は1GB用意されており、追加1GB毎に220円という料金設定は格安設定。

無料通話はありませんが30秒11円と通話料金も安く設定されていて、オプション1,890円で通話し放題も選択可能です。

 

 

iPhoneSE1をサブとして使う場合なら1〜3GB程度の通信量で十分だと思われます。

3GB以内に抑えることができれば月に800円で運用できますので、サブ端末を追加しても大きな出費にはならずに安心して試すことができますよ。

 

私の場合はiPhoneSE1の使い勝手が良いので、いつのまにかブラウジングもiPhoneSE1で済ませてしまっていることが多いです。

フリック入力がしやすいことも理由の一つですね。

 

実際に使ってみると思っていたより電池が持ってくれると感じますし、電池が劣化したとしても電池交換は5,000円程度と安く済むところが良いところです。

 

iPhoneSE1は古い機種なので部品在庫が欠品している可能性があります。
事前予約して部品を確保してもらってからの訪問がおすすめです。



興味が出たらiPhoneSE1をぜひ一度試してみてください。

TeamViewerで商用利用と判定された理由

リモートでパソコンを操作するのに便利なTeamViewer。
一旦起動してしまえば低スペックのタブレットでも動かすことができますし、同じネットワーク環境であればリモートで使っていることすら忘れるくらいに快適に利用できます。

そんな便利なTeamViewerですが、とあることがきっかけで商用利用判定されました。
商用利用判定を受けると、有料プランの契約をするまでリモートコントロール時間に制限が課されます。

もう一度個人利用と判定してもらうように自分なりに試したことを書いてみました。

 

TeamViewerの個人的な使用方法

TeamViewerの使用方法ですが、私の場合はメインで利用しているデスクトップパソコンを遠隔操作するために使用しています。

 

わが家にはデスクトップパソコンを設置している作業部屋があるのですが、すこしの作業の場合は暖房器具を使うことが無駄だと思う時があります。

そんな時はリビングや寝室からノートパソコンでTeamViewerを利用した遠隔操作で作業すると非常に効率が良いです。

 

Windows用のリモートソフトはWindows標準機能を含めていくつかの選択肢がありますが、自分がいままで利用してきたソフトではTeamViewerがダントツに使い勝手が良いリモートソフトでした。

 

TeamViewerはとても便利なリモートソフトなのですが、有料ライセンスは1ヶ月3,500円ほどととても個人で使うには高額な設定です。

しかしTeamViewerのは個人利用の場合は無料で使う事ができます。
商用利用でなければずっと無料で使用できる素晴らしいソフトなのでした。

 

この個人利用なのですが、通常の利用についてはほとんど制限はありません。
リモートで電源ONしたりすることはできませんが、そこまで求めるときはさすがに有料版の使用を検討するべきでしょう。

 

もちろん外出先から自宅のパソコンをリモート操作することも可能で、(電源オンかつTeamViewerが起動していることが条件ですが)ルーターの設定も特別変更することなく使う事ができます。

さらにスマホのアプリも用意されているので、スマホからパソコンを操作することもできる驚きのソフトなのでした。

 

商用利用として判定されたきっかけ

長くTeamViewerを使ってきましたが、商用判定されたのは今回が初めてでした。
一度判定されてしまうと、接続先のライセンスに問題がある旨の表示がされて、時間制限付きの利用になってしまいました。

 

商用判定された瞬間に何をしたのか?
じつは操作側のTeamViewerからの複数アクセスが原因でした。

 

通常操作するのに使うパソコンはノートパソコンを利用しているのですが、最近使い道のなくなったWindowsタブレットを使い始めました。

CPUにAtomを採用し、ストレージは64GBでメモリは2GBといったWindows10を動かすだけで精一杯のスペックのタブレットです。

 

このタブレットパソコンですが、画面とキーボードがドッキングするタイプの物理キーボードを備えています。

さらにタブレットパソコン特有の長時間利用できるバッテリーもありますので、実はリモート操作に向いているパソコンなのでした。

TeamViewerでリモート接続さえ済ませれば、接続先のパソコンの性能で利用する事ができますからとても便利です。

そんな低スペックなパソコンなので、接続するまではかなり重たい動作で動きます。
TeamViewerの起動にも時間がかかりますし、クリックしてからの反応もかなり鈍いため、実際に接続までもっていくのにもけっこうな待ち時間があるのでした。

 

そんな環境で使用していますから、TeamViewerの「接続」ボタンを複数回クリックしてしまったようです。

接続は確実に1クリックで

次の瞬間には接続先であるデスクトップパソコンの「ようこそ」画面が複数タブ表示されることになってしまいました。

その瞬間に商用利用の警告画面が出たと記憶しています。
TeamViewerにしてみたら、複数個のパソコンから同時にアクセスされたように感じたでしょう。

商用判定されるのは仕方ない状態だと思います。

 

しかしTeamViewerは複数の接続先に接続することができるのですね。
このとき初めてこの機能に気付きました。

 

個人利用に戻すための申請をする

ライセンスの問題をかかえながら、TeamViewerで同様の問題をコミュニティサイトやサポートフォーラムで検索してみたところ、商用判定されても個人利用として再申請できるようでした。

この再申請手順についてはPONSEさんの「PONSEブログ」にとてもわかりやすい解説が掲載されています。

 

ただ申請しても再び利用できなくなったとの情報があり、すこし不安にもなりました。
再申請は済ませましたが、時間制限のライセンスは相変わらずの状態なので返事が来るまでは時間が必要なようです。

 

まず時間制限のライセンス設定をみなおすことにしました。

いろいろな設定がありますが、そのなかで1つ気になる項目を発見。
それは【設定】の中にある【有効なサインイン】の項目です。

有効なサインイン画面

いままでに接続を試みた端末がリスト化されているようですが、この端末数がかなりの台数になっていたのです。

スマホやブラウザやアプリをすべて別カウントするとそうなるのかもしれませんが、この台数では商用判定されるかもな…と自分でも思いました。

 

再申請の結果はまだ来ませんが、とりあえずリストにある端末をすべて削除してみることにしました。
青丸で囲っているアイコンをクリックすると端末が消去されます。

 

今後の利用では必要な端末からのみアクセスすることとし、現時点の対処で接続出来るか試してみることにしました。

 

現在は問題なくTeamViewerを個人用として利用中

結果としてはライセンスの問題は改善されて時間制限はなくなりました。
私の場合は多重接続による商用判定だったため、アクセスに利用した端末のデータを消去することで端末データを再構築になったのではないかと予想しています。

 

そしてこの処置を行った日の夜にTeamViewerからメールが届き、アカウントが個人利用に戻す処置が完了したと連絡がありました。

タイミング的には自分の処置が正解だったのか、たまたま同じようなタイミングでライセンス変更になったのかはわかりませんでした。

 

もし同じような症状で悩んでいる人がおられましたら、まずは【有効なサインイン】の項目をのぞいてみてください。
そこに多様なアクセス履歴があれば、いちど消去を試してみてはどうでしょうか。

私のように複数デバイスからのアクセスが原因の商用判定なら解消するかもしれません。

 

復旧した後の後日談

じつは再び商用判定されました。

理由は別のノートパソコンからのリモートアクセスを実行したからです。

 

しかしこれで商用判定のきっかけは接続台数であることが確実になりました。
商用判定された後に「有効なサインイン」にある端末すべてを削除し、再度必要な端末
からアクセスしてみたところ制限は発生しませんでした。

 

TeamViewerユーザーアカウントでのログインは便利ではありますが、許可した端末しかログインすることができません。

さらにログインを試みた端末すべてが記録されますので、その端末数が多いと商用利用として判定されるという仕組みのようです。

 

とても便利なTeamViewerですが、個人利用で使うときは最低限の端末で利用するようにすると良いでしょう。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

iPhoneSE1を使い続けるために…更新停止アプリ情報(2024年10月更新)

iPhoneSE1を使い続ける方へ。
これから使う事を検討している方へ。

iPhoneSE1は最新版のiOSにアップデートができません。
2024年1月現在では「iOS15.8」が最新版で、セキュリティ関連の重要な更新プログラムだけが時々配信されています。

最新版をインストールできるアプリは少しずつ減少していますが、私が利用しているアプリで更新が止まってしまったアプリがあれば記録していきます。

 

iPhoneSE1で利用できるアプリが少なくなるのは残念ですが、どうしても必須な機能が使えない場合はいよいよ機種変更を検討するタイミングと言えるでしょう。

 

コミュニケーションアプリ「LINE」

言わずと知られた「LINE」は日本のコミュニケーションアプリの代表です。
「LINE」を使うためにスマートフォンデビューをした人も多いと思います。

2024年10月現在で「LINE」がサポートするiOSバージョンは16.0以降となり、iPhoneSE1のiOS最終バージョンである「iOS15.8」はLINEバージョン14.6.3までが利用可能となりました。

LINE更新画面



現状ではできないことがはっきりわかるほどの違いはありません。

しかし「LINE」はコミュニケーションツールなので、家族や友人の使っている機能が自分のスマホで使えないのはちょっとした壁になりそう。

とはいえ基本的に連絡を取り合う機能に関してはバージョンが異なっても問題なく行えることが「LINE」の良いところでもあります。

 

「もう使えなくなりました」と案内されるのはまだ先の事になりそうです。

 

プロジェクト管理アプリ「Trello」

最新版が使えない案内が出る

仕事を共同で管理するのに便利な「Trello」がiOS16必須になりました。
2024年1月現在でインストール可能なバージョンは「2023.14.1」となっています。

 

私がよく利用するアプリなので非常に残念です。
Trelloはボードの中にカードを追加していくことでプロジェクトの進行具合を管理できる便利なサービスです。

基本的にはパソコンのブラウザを使うサービスです。
アプリを使用することで出先からも簡単にボードを確認することができます。

 

ブラウザベースのサービスなのでiPhoneSE1でもブラウザからアクセスすることは可能ですが、アプリ版はiPhoneSE1の画面サイズに最適化されているのが使いやすい。

カードが並ぶメイン画面

「2023.14.1」以降のバージョンでも大きな変更はないようで、修正や改善で更新されていました。

今のところは普通に使えています。

 

AIで仕事を効率化「ChatGPT」

ChatGPTのインストールができなかった

チャットでAIに仕事をお願いできる便利な「ChatGPT」のアプリ版です。

更新ができなくなったアプリではありませんが、iPhoneSE1でも使う事ができればと考えてApp Storeを確認すると、インストールもできませんでした。

 

「ChatGPT」のインストールにはiOS16.1以降のバージョンが必要です。

元々はブラウザから使うサービスのため、iPhoneSE1でもブラウザからChatGPTを使う事は可能です。

 

仕事の大幅な効率アップができる「ChatGPT」が使えないことはiPhoneSE1が旧世代になってしまったことを実感して辛いですね。

 

余談ですが、「ChatGPT」をベースとするマイクロソフトの「copilot」アプリはiPhoneSEで利用することが可能です。(最新版は使えなくなりました。)
「copilot」はマイクロソフトの生成AIサービスで、OfficeやWindowsにも搭載が進んでおり性能は一級品です。

 

最強の手書きノートアプリ「Goodnotes」

Goodnotes5ではなく6がインストールできる

iPadでapplepencilを使っているなら必須の手書きノートアプリ「Goodnotes」
私は5の買い切り版を使用していますが、いつのまにか強制的に「Goodnotes6」のダウンロードしかできなくなっていました。

そして「Goodnotes6」も最新バージョンの対応はiOS16.6以降でのサポートとなり、現在インストールできるのは過去バージョンです。

 

最新版の「Goodnotes6」はクラウド対応になって利便性が向上、Androidにも対応する万能アプリに進化しました。

しかしiPhoneSE1では最新版がダウンロードできないので、他機種との整合性に問題が発生する可能性が出てきます。

 

どこまでiPhoneSE1を使い続けられるか

iPhoneSE1を使い続けるにあたり対応できないアプリ増えてきました。

いまはまだ更新が続いているアプリが圧倒的に多いです。
iOSの更新は止まりましたが、iPhoneSE1の動作が重くなり使えなくなるよりはありがたい措置だと私は思っています。

 

AppleはiOSに重大な問題が発生した場合は古い機種でもセキュリティパッチを提供してくれます。

それでも現状で使い続けることに安全はないことに理解は必要です。

 

それでも使い続けたいと思うiPhoneSE1にはまだまだ魅力が一杯ですね。
こんな愛着がもてる機種が次に発売されるのはいつでしょうか?

Appleの今後に期待して終わりたいと思います。
ありがとうございました。

使いきれません。日本通信SIMが30GBにデータ量を増量

日本通信SIMのサービス精神がすごすぎて言葉がでません。

ひそかにコスパ最強と言われている日本通信SIMの「合理的20GBプラン」で快適にスマホを利用していましたが、このたび「合理的30GBプラン」にアップグレードされると案内がありました。

しかもお値段そのままの2,178円(税込み)です。

他社の追従を許したくないのかわかりませんが、日本通信SIMの回線がどんなものかを紹介したいと思います。

 

そもそも20GBでも使いきれなかったデータ量

今回アップグレードされた日本通信SIMの「合理的30GBプラン」ですが、以前は20GBのデータ量を使うことができました。

私の使用環境ですが、自宅ではWi-Fiを使ってデータ通信できるのでそこまで大きなデータ量は必要ありません。

実際に出先でYouTubeやSpotifyを使うくらいであればどんなに頑張っても10GBを少し超えるくらいのデータ使用量です。
通信速度制限とは無縁の生活ができていました。

 

そこへさらに10GBの増量しますと・・
これはもう使い切ることはできない領域に突入しました。

 

混雑時の通信速度は遅いので我慢が必要

30GBのデータ量と2,178円(税込み)という格安プランの「合理的30GBプラン」ですが、もちろん弱点も存在します。

それは混雑時の通信速度が低下してしまうことです。
日本通信SIMの場合はNTT docomoの回線を借りることで自社のサービスをユーザーである私たちに提供しています。

その回線数は決して多くはなく、通信が混雑しない時間帯やエリアであれば快適な通信速度で利用することが可能です。

しかしみんなが利用するようなお昼時間や観光地などでは通信が混雑します。
そのような状況下での日本通信SIMの通信速度は「確実に待たされる」くらいの通信速度しか出すことができません。

借りる回線数を制限することで経費を安くする。
これが日本通信SIMが格安で通信サービスを提供できる理由でもあります。

 

混雑時に多少待たされても通信量は安いほうが良いと考えるユーザーにはピタリとはまるサービス内容です。

 

かけ放題も可能な音声通話オプション

日本通信SIMでは音声通話のかけ放題が選べます。
「合理的30GBプラン」では1,200円の追加オプションでかけ放題が可能です。

 

音声通話の品質は良くて混雑時でも音声が途切れたりすることはありません。
音質が悪いと感じることもなく、快適に利用することができています。

一方データ通信を利用するline通話ですが、こちらは混雑時に多少の影響を受けるようです。
ときどきですが通話がかみ合わないときがありますね。

 

基本的には70分の無料通話がついてきますが、今回の変更で回数無制限の5分かけ放題に変更できるオプションも登場しました。

ちょこちょこ電話が多い人にはうってつけのプランです。
時々長電話をする人には70分の無料通話のほうがおススメになります。

 

今回の変更でより多くの人に満足してもらえるようになった日本通信SIMの「合理的30GBプラン」ですが、毎月の通信費を安くしたい人には絶対にお勧めできる通信会社です。(私が今まで利用していて一回も他社に乗り換えしようと思わなかった。)

 

気になったらぜひ「日本通信SIM」のサイトをのぞいてみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうござました。

Celeron E3300でも快適動作!ChromeOS Flexがパソコンを復活させます

古いPCをリフレッシュしてくれるOS「ChromeOS Flex」とは!
東芝の古いデスクトップパソコンを使って快適なパソコンができるかを検証します。

 

Windowsはバージョンアップによってどんどん重くなっていく傾向ですが、ChromeOSは低スペックなパソコンでも快適に動作できるように作られています。

過度な性能を要求しないChromeOSはノートパソコンのChromebookに採用されていて、学校などの教育用や気軽に使える安価なノートパソコンとして人気があります。

そんなChromeOSですがWindowsパソコンにインストールできFlexというバージョンを使うことでWindowsパソコンをChromeOS搭載パソコンにできるのです。


使わないパソコンがあればChromeOS Flexをインストールして復活させてみてはどうでしょうか?

 

【東芝 EQUIUM 3520】をChromeOSで復活させる

今回インストールに使用したパソコンは企業リースアップ品の東芝 EQUIUM 3520です。

搭載しているCPUはCeleronE3300でメモリは4GBというWindows10を動かすには少々つらいスペックのデスクトップパソコンです。

当然ですがSSDではなくハードディスク仕様なので起動にも時間がかかります。
Windows10のまま使い続けるにはかなりの我慢を強いられること間違いなく、仕事を始める気にもならないというスペックです。

 

このパソコンにChromeOS Flexをインストールして快適に使えるようになるのかを試します。

 

ChromeOS Flexのインストールは簡単です。
Googleのヘルプにもインストール方法が記載されており、そのとおりに作業を進めていくだけでインストールすることができました。
support.google.com

事前に必要なものは8GB以上のUSBメモリとインストールメディアの作成に使用するGoogle ChromeがインストールされているWindowsパソコンです。

 

グーグルのヘルプにはインストール動作条件や作動確認がとれているパソコンは色々記載されているのですが、世の中に発売されているパソコンの種類が多すぎて確認は困難です。

ワタシ的解釈ではWindowsが消えても問題ないパソコンであればぶっつけ本番で作業して、だめなら諦めましょうといった具合。

私の使用したパソコンも動作確認済リストにはありませんでした。
ChromeOS Flex用に中古パソコンを購入する方はこの点を注意してください。

 

私の経験では、過去に一台だけUSBブート非対応のモニタ一体型デスクトップパソコンにChromeOS Flexをインストールすることができませんでした。

USBブートの有無はブートメニューから確認することができますので、インストール前に確認しておきましょう。

ブートメニューについては「ゆうさん」のブログが役に立ちますのでご紹介。
https://filmloader.net/memorandum/boot-menu/

 

余談ですがChromeOS FlexはインストールしなくてもUSBメモリだけで利用することが可能なOSで、16GBくらいのUSBメモリーを用意しておけば必要に応じてUSBブートでChromeOS Flexを利用することができます。

設定も保存してくれるので使い勝手は良く、HDD搭載パソコンならUSBから起動する方が高速で快適に使えたりします。

 

インストールしたChromeOS Flexの使い勝手は?

インストールしたChromeOSはどのように利用することができるのか。

ChromeOSはグーグルアカウントを利用してログインしますので、Googleのサービスをすでに利用している人はとても便利に使うことができるでしょう。

ChromeOSの特徴はChromeブラウザ上でいろんなアプリを使っていくイメージです。

 

私は今回の記事のほとんどをChromeOS Flexで作成しましたが、You Tubeを起動しながら動画を再生する作業でも問題なくサクサクと文章を作ることができました。

ChromeOSの文字入力はバックグラウンドでアップデート処理を実行していても快適に使える気がします。

 

いままでブラウザ上で利用するサービスを使った作業であれば、ChromeOS Flexでも同様に使えるでしょう。

Windows10の環境だとちょっとストレスがたまるこの使い方ですが、ChromeOS flexではとても快適に作業することができます。


YouTubeでの動画視聴もコマ落ちすることなく再生してくれますので動画視聴用パソコンとしても使うことができそうです。

 

うれしいのは日本語入力システムがそこそこ優秀で変換精度も悪くないです。
さらに学習を重ねると不満なく使うことができますから、文章を書く業務にも十分に使える仕様だと思います。(デフォルトのIMEとしては優秀!)

 

いまのところWindowsとは違って不満な部分を外部アプリで補うことができません。
日本語入力ソフトもATOKを使ったりすることはできませんから、デフォルト日本語入力ソフトの性能は重要です。

 

HDDを搭載したパソコンなので起動直後はすこし重さを感じることがありますが、CeleronE3300のパソコンでここまで快適に作業できるのは驚きです。

その使用感が快感になっているのか、2024年現在でも時々ChromeOSを立ち上げて作業に使っています。

 

時々来るアップデートがあるたびに何が機能アップしたのか確認するのも楽しみのひとつです。

例えばこの記事を書き始めた頃はマウスホイールのスクロールスピードが変えられず残念に思っていたのですが、現在はカスタムで変えることができるようになっていました。

ChromeOSはどんどん使いやすくなっていきますね。

 

ChromeOS Flexのプリインストールアプリ一覧

2023年10月9日現在で確認できたプリインストールアプリの一覧です。
一部未接続のデバイスがあり確認できていないアプリもあります。

 

「スキャン」
スキャナを接続していないので使用できませんでした。
カメラを搭載した機種であればカメラを利用して画像スキャンができるようです。

 

「Chrome」
ChromeはChromeOS Flexの標準ブラウザです。
Google  Chrome上で動かすことのできるアプリも用意されており、 Chromeを動かすことができるOSであればWindowsでもLinuxでも同一の環境で使用することができます。

 

「ウェブストア」
Chromeウェブストアから新しいアプリをインストールすることができます。
インストールできるアプリの種類はかなりの数があり、リモート操作ソフトの「Team Viewer」などもインストールすることができました。

インストールはできるが、マウスとキーボード操作に完全対応しているかどうかはアプリによって違いがあるようです。

 

「ファイル」
ストレージに保存されているファイルの管理アプリです。
Google Driveがメインの使い方になるようで、本体ストレージの管理方法がいまいちよく分からなかったです。

Googleのサービスでは保存先は基本的にGoogle Driveに保存されるので問題はないのですが、本体に保存したいというデータもありますのでドキュメントフォルダくらいは用意されているとわかりやすいと思いました。

 

「Gmail」
説明不要とは思いますが、Googleが提供するメールサービスです。
デザインはウェブ版と同じで、パソコンで使っていた人にはおなじみだと思います。

 

「Google Meet」
Googleが提供するビデオ会議アプリです。
カメラが接続されていないので有効に使えませんが、ビジネス用途やスマホで利用している人はおなじみのアプリですね。

 

「Google Chat」
Google WorkSpace用のチャットアプリです。
ワークスペースのアカウントが必要なので、個人アカウントでは利用できません。

もちろんモバイルアプリも用意されているので、スマートフォンでも利用する事ができます。

 

「ドキュメント」
Googleドキュメントとして提供されているので利用している人も多いと思います。

MicrosoftのWindowsで言えば「Word」に相当する文書作成アプリです。
個人的にはWordよりも使いやすく感じていますが、ビジネス用途だとまだまだWordを使わないといけない場面は多いですね。

保存はGoogleドライブに保存されますので、ネットにつながっている環境であればどこからでも編集できるのが強みで共有も簡単です。

 

「スライド」
Googleスライドとして提供されているプレゼンテーション用アプリです。

MicrosoftのWindowsで言えば「PowerPoint」に相当します。
「PowerPoint」を使ったことがある方であればすぐに使える仕様になっていると感じました。

このアプリもGoogleドライブに保存されますので共有が簡単です。
無料で使用できますから仲間と共同制作するにはうってつけのアプリだと思います。

 

「スプレッドシート」
Googleスプレッドシートとして提供されている表計算アプリです。

MicrosoftのWindowsで言えば「Excel」に相当するアプリで、比較的直感的に使うことができることから初心者にも使いやすいアプリだと思います。

しかし「Excel」は進化を重ね続けたソフトなので、できることで言えば「Excel」ほどなんでもできるわけではありません。

ですが使いこなしている上級者が感じる問題で、一般的な使い方で言えば不便を感じることはなさそうです。

 

「Google ドライブ」
Googleが提供するクラウドストレージを管理するアプリです。
Googleのサービスを利用するときには基本的にGoogleドライブに保存されますが、アプリごとに保存されたファイルが自動表示されますのでGoogleドライブを意識することはありません。

逆にクラウドストレージとして使う場合はすこしわかりにくい気がします。

 

「Google Keep」
Googleが提供する万能メモアプリです。
メモアプリが進化してクリップボードとしての使い方が主流になっているみたいですが、この分野は「Evernote」がクオリティを引き上げた気がします。

Google Keepも非常に使い勝手が良く、付箋を貼ったクリップボードのような使い方ができるため、Androidのホーム画面に表示させたりと視覚的にもわかりやすいアプリだと思います。

 

「Google カレンダー」
Googleが提供する予定表アプリです。
個人的には一番利用しているアプリで、仕事の予定を入力するときはほぼGoogleカレンダーで管理しています。

カレンダーごとに共有設定することもできますので、グループやチームで予定を管理することに長けていると思います。

 

「Message」
Androidスマートフォンにインストールされている「メッセージ」アプリです。

一般的にSMSと呼ばれているサービスです。
電話番号と紐付けられたアカウントが必要になりますのでスマートフォンが必須のサービスになります。

本アプリもスマートフォンとのペア設定が必要になりますが、設定すると本アプリでSMSを送受信できるようになります。

 

「YouTube」
もはや説明不要な動画提供サイト「You Tube」を視聴するアプリです。
こちらもGoogleが提供する動画配信サービスです。

過去のバージョンではブラウザで表示されていたと記憶していますが、現在では個別にウィンドウが開いて利用することが可能になっています。

私の利用している環境でもHD動画を問題なく再生しながら他の作業ができますので、これだけでもChromeOS Flexをインストールした価値があります。

 

「YouTube Music」
Googleが提供する音楽配信サービスです。

他の音楽配信サービスとの違いのひとつに自分の所有している楽曲データをアップロードして楽しむ事ができます。

YouTubeと同様にながら作業には最適なアプリです。

 

「カメラ」
私の環境では端末にカメラが接続されていないので利用することができませんでした。
起動してもカメラのアイコンが表示されているだけです。

デバイスにカメラがあれば撮影ができる・・はず。

 

「印刷ジョブ」
ChromeOSは特別な設定が不要でネットワークプリンターを使うことができます。

印刷したジョブを管理するアプリですが、あまり使うことはなさそうです。

 

「キーショートカット」
キーボードショートカット一覧を確認できます。
ショートカットのヘルプが用意されているのは便利ですよね。

「Google Maps」
Googleが提供するナビゲーションも可能な世界地図です。
スマホでは利用する機会も多いですが、パソコンで利用する場合は施設検索や事前ルート検索に使います。

スマホと連動してくれるので便利に使うことができます。

 

「設定」
ChromeOS Flexを使いやすくカスタマイズできます。

「使い方・ヒント」
ChromeOSの使い方を教えてくれるアプリです。
そっけないヘルプページとは違い、見た目が良くてついつい読んでしまうヘルプになっています。
編集の仕方はさすがGoogleだと思いました。

 

「電卓」
一見ごく普通の電卓アプリです。
横のカラーバーを押すことで関数電卓にもなるようで、実は多機能電卓でした。

 

「スクリーンキャスト」
PC画面をキャプチャーしながら音声を録音できる機能です。

プレゼンに威力を発揮しますが、「スクリーンキャスト」は音声を文字にしてくれる文字起こし機能を備えていますので、よりわかりやすい動画を作ることが可能になっています。

CeleronE3300でも問題なく動画を作ることができました。
このアプリを使えば簡単に動画マニュアルを作ることができますね。

 

「Chrome描画キャンバス」
キャンバスにお絵かきができるアプリですが、タブレットなどタッチパネル搭載のディスプレイであれば有効に使うことができそうです。

簡単にマウスでお絵かきをしてみましたが、このアプリはマシンパワーを求められるようでかなりもっさりとした動作でした。
ワンテンポ遅れてから描画されますのでお絵かきするには厳しいです。

 

「text」
シンプルなテキストエディタです。
Windowsのメモ帳のように無駄な機能を一切なくしたアプリになっていました。

 

「ギャラリー」
保存した画像を見るビューワーアプリです。
画像・動画・音楽の他にもPDFファイルを見ることができます。

 

「ターミナル」
Linux用のターミナルが実装されています。
しかしChromeOS Flexではこの機能は開放されておらず、現状はChromebook専用機能になっているようです。


元がLinuxとはいえ、まさかChromeOSにLinuxアプリがインストールできるとは・・

Linuxはすこし触った程度の知識しかありませんので深く説明はできませんが、Linuxには有志が開発したアプリが多数存在しています。

そのアプリをChromeOSへインストールできるとなると、その利便性はWindowsにもMacintoshにも負けないOSになる可能性がありそうです。

 

「Play Books」
Googleが提供している電子書籍サービスです。
Google Playで配信されているので利用しているユーザーもいるかと思います。
すでに利用しているユーザーにはありがたいと思いますが、こういったアプリはタブレットやスマホで利用する方が便利ですね。

 

「Play Movies」
Googleが提供している動画配信サービスです。Google Playで配信されています。
私自身は利用したことはありませんでしたが、予告編を視聴してみるとCeleronE3300搭載の本機でも不満なく再生することができました。

 

プリインストールアプリ以外のアプリインストールについてです。
chromeOS用のアプリはストアである程度用意はされているものの、現状はAndroidアプリの一部しか対応していないので、自分好みのパソコンに仕上げる事には不向きなOSと言えるでしょう。

さらにChromeOS FlexはChromebookよりもアプリの種類に制限があるようなので、現状はGoogleのサービスを中心に使用していくことになりそうです。

 

ChromeOS Flexのインストール方法

ChromeOS Flexのインストールは簡単で、手順は大きく以下の3つです。

①インストール用のUSBメモリを作成

②インストールするパソコンのブートメニューを変更

③USBブートでインストーラーを起動する

順番に開設していきます。

 

①インストール用USBメモリの作成

インストール用のUSBメモリはGoogle Chromeブラウザから作れます。

 

まずはGoogle Chromeのインストールです。
下のリンクからGoogle Chromeをインストールして下さい。

https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/



Google Chromeが起動できるようになったら設定メニューからウェブストアを起動します。

ウェブストアが起動したら「リカバリユーティリティ」と検索してください。
検索結果から「Chromebookリカバリユーティリティ」をchromeに追加します。

ウェブストア検索

Google Chromeに「Chromebookリカバリユーティリティ」が追加されると、拡張機能から「Chromebookリカバリユーティリティ」を選択することが可能になります。

 

拡張機能から「Chromebookリカバリユーティリティ」を起動してください。

リカバリユーティリティの起動

 

リカバリメディアの作成メニューが表示されますので順にすすめていきます。

8GB以上のUSBメモリを準備してください。

 

chromeOS FlexはUSBブートだけでも利用する事ができるので、16GBのUSBメモリにインストールしておくことで使いたいときだけchromeOSを使う事もできるのでオススメです。

メディア作成

本来であれば修復するChromebookを選択する画面です。

 

今回はchromeOS Flexをインストールするメディアを作成しますので、以下のように「Google chromeOS Flex」を選択して下さい。

機種選択画面

ここでインストールするUSBメモリを選択します。

中身はすべて消えてしまうので選択には気をつけてください。(エクスプローラーなどでUSBメモリの名称を確認しておきましょう。)

USBメディアの挿入

インストールするUSBメモリの最終確認です。

今すぐ作成をクリックするとインストール用USBメモリが作成されます。

リカバリイメージの作成

②インストールするパソコンのブートメニューを変更

次にインストールするパソコンのブート設定を変更しましょう。
通常はHDD(SSD)が第一優先になっていて、必要に応じてDVDやUSBからシステムを起動する設定になっています。

 

その起動順を変更するためにBIOS(パソコンのベース基盤用の設定項目)セットアップ画面に移動する必要がありますが、BIOSセットアップ画面の起動方法はパソコンのメーカーや機種によって違いがあります。

 

私の使用する東芝 EQUIUM 3520のBIOSセットアップは電源投入後に【F2】を押し続けるという方法でしたが、ほとんどのメーカーは【F12】が多いです。

ブートメニューについては「ゆうさん」のブログが役に立ちますのでご紹介。
https://filmloader.net/memorandum/boot-menu/

 

とはいえ、機種毎に設定キーが違うのも事実です。
自分のパソコンの機種名を入力し、BIOSで検索する方法も有効です。



設定画面はBIOSメーカーによって違いがありますが、東芝の場合はこんな画面です。

なにやらよく分らない画面ですが、この画面は基本的にキーボードで操作します。

 

操作方法などは画面に表示されていることがほとんどです。

矢印キーで移動とenterキーで決定とESCキーでキャンセルできますので、【Boot】タブまで移動してみましょう。

BIOS設定画面

ブートメニューの項目です。

この中から「Boot Device Priority」を選択します。

 

この機種の場合はブートできるデバイスが選択できるのですが
「ハードディスク」
「CD/DVD」
「ネットワーク」

の3つの起動順を選択できるようになっています。

ブート順

USBメモリはハードディスクに相当するようで、ハードディスクデバイス項目項目から
HDDとUSBとの起動順を選択する必要がありました。

 

今回はUSBの優先順位をHDDより高くすることでUSBブートが可能になりました。
設定したことはふたつ

 

①デバイスの優先順位を【HDD】【DVD】【ネットワーク】の順に設定
②ハードディスクデバイスの優先順位を【USB】【HDD】の順に設定

以上の設定が必要です。

ブートメニュー

ブート設定を完了したら設定を保存して再起動です。
ほとんどのBIOSは【F10】キーで設定を保存することができます。(画面右に表示されています。)

 

再起動する前にUSBメモリを挿入しておきましょう。
設定がうまくできていればchromeOSのインストール画面が立ち上がってきます。

 

③USBブートでインストーラーを起動する

USBブートに成功すると、いつもより起動に時間がかかるはずです。
この時間はUSBメモリと本体の規格によって変化しますが、USB2.0くらいの規格であれば起動には結構な待ち時間が必要です。

 

インストーラーが立ち上がるまで気長に待ちましょう。

通常通りWindowsが起動した場合は設定がうまくできていませんので設定の見直しです。

インストーラー初期画面

 インストーラーの初期設定は英語表示となっていますので、言語設定をクリックして日本語に変更しておきましょう。

 

言語とキーボード設定を日本語に変更します。

言語とキーボードを日本語に

これで日本語でインストール作業が進行します。
そのまま作業を進めていきましょう。

日本語に変わりました

ChromeOS Flexを本体にインストールするか、お試しでUSBのまま使うかを選択できます。
USBから起動しても、本体が同一であれば次回起動したときも前回の設定を生かしたまま使う事が可能です。

 

そのため通常はWindowsを利用して、時々USBでchromeOSを使うという使い方もできます。

インストールか起動の確認

インストール前に注意事項が表示されます。
基本的にインストールするパソコンのWindowsは消えてしまうので、USB起動で一度試して見ることをオススメします。

 

インストールの場合は次に進みましょう。

インストールの確認

最終確認するとインストール開始


インストール作業にはすこし時間がかかりますが、インストールが完了すると起動は高速です。

私の場合はHDDを使って起動していますが、ログイン後にすこし待たせられる感はあるもののストレスを感じるほどではありません。

 

これで快適にChromeOSを使う事ができるようになりました。

 

ChromeOS Flexは現役引退パソコンの救世主か?

今回の記事は廃棄を検討しているパソコンをChromeOSで復活できるかがコンセプトです。

 

Windows10はバージョンアップを重ねて進化していきましたが、要求されるスペックが上がってしまって8GBメモリは必須になってしまい、快適に使うには16GBのメモリが最適と言われるようになっています。

そのため4GBのメモリとHDDの組み合わせで使うにはストレスが過大です。
そんな理由からまだ使えるパソコンが廃棄検討となり、その数は膨大になってしまっているのではないかと思うのです。

 

そんな現役引退パソコンをベースにしても快適に動作するChromeOSは素晴らしい。
Googleのアカウントを持っていて、Chromeブラウザを使っているユーザーであればChromeOSの使い勝手は非常に良いので一度は使ってほしいです。

 

快適なWindowsパソコンを持っていても、なぜか使いたくなる魅力を持った「ChromeOS Flex」

OSは無料で提供されていますので、使わずに眠っているパソコンがあれば是非一度お試し下さい。

 

それでは快適なChromeOSライフを!