セールで購入した【TaoTronics TT-BH07】について。
価格に似合わず音質がよく、使い勝手も良かったので再レビューしました。
ランニングなど運動に使用しても安心して使える製品です。
後継機の「TT-BH07 MK2」が発売されましたので一部変更します。
安価で使いやすいワイヤレスイヤホン
画像とリンクは「TT-BH07 MK2」です。
対応コーデック「apt-X」について
値段相応かと思いましたが良い意味で裏切ってくれます。
コーデック「apt-X」に対応していますので、対応しているスマートフォンと接続した場合に恩恵を受けられます。
その内容は以下の通り。
・低遅延（音が遅れない）であること。
遅延については動画視聴やゲームなどで恩恵を受ける事ができるでしょう。
映像と音がより同調しやすくなるわけです。
しかし映像を伴わない利用方法ではあまり関係のない性能とも言えますね。
・低圧縮（元の音質を劣化させにくい）であること。
ワイヤレスイヤホンは無線電波で音声データを送信しますが、無線電波に変換する際に音声データ量の圧縮を行う必要があります。
音声データを圧縮すると音質の低下につながりますので圧縮率は重要です。
ワイヤレスイヤホンの目標は有線イヤホンにどれだけ近づけるか？です。
その転送データ量は多い方が有線式に近づけると考えて良いでしょう。
ここまで「apt-X」の優位性を説明しましたが、国民機ともいえる iPhone は「apt-X」には非対応です。
iPhone は「AAC」というコーデックに対応しますが、本製品も「AAC」に対応していますので安心して使用できますよ。
ノイズキャンセリング機能を搭載（通話のみ）
製品仕様で確認したところ、「CVCノイズキャンセリング6.0」を搭載しています。
これは音楽視聴に効果を発揮するわけでは無く、音声通話時のノイズを低減する目的で搭載していることがわかりました。
いまのところ効果をはっきりと体感できてはいませんが、ワイヤレスヘッドセットを使用しているときよりも普通に通話できています。
実際に使用してわかった性能
イヤーフックで快適な装着感
期待していたフィット感と外れにくさに関しては文句無しです。
線でつながっている安心感がとても大きいこともありますが、イヤーフックの出来が素晴らしくてしっくりきます。
イヤーフックは耳のくぼみ部分に引っかけるための突起で、これがぴったりはまることで走っていても落ちる気配が全くないんです。
このイヤホンなら左右連結されていなくても落ちないくらいに安心感のあるものでした。
右耳のイヤホン近くにリモコンが用意されており、選曲や音量調整が簡単にできるようになっています。
音質は価格以上の体験ができる
音質はそこそこで、価格を考えるとかなり健闘していると思います。
低音がボンボンと主張する音質なので、曲によっては聞き疲れするかもしれません。
三毛フミはイコライザーで低音域を絞って使っています。
これでバランスは良くなりますが、高音域はあまり得意ではないイヤホンでしょう。
意外だったのが周囲の音がそれなりに聞こえること。
自分の音楽試聴時のボリュームが小さいということもありますが、近づいてくる車両の音に気づけるくらいは聞こえます。
遮音性が低いともいえますが、外で歩きながら聞くという目的には合いそうです。
少し気になる点ですが、連結されてるコードが服と擦れることによる雑音でしょうか。
これは音量が小さいからこそ気になることかもしれません。
いろいろレビューをみているとコードクリップで対策されている人もいるようですね。
私もそのようにしてみようかと思います。（帽子はあまりかぶりませんが・・）
電池についても今のところ放電もなさそうですし、４０～５０分程度の使用でもバッテリーの消費は10%程度の減りです。
週二くらいの使用で二週間は持ちそうなので、バッテリー性能は優秀だと思います。
気軽に使うワイヤレスイヤホンとして買う
衝動買いした激安ワイヤレスイヤホンレビューは大満足の結果でした。
有線イヤホンを接続できないスマホが増えてきているので、気軽に使用できるワイヤレスイヤホンとして買うには調度良い価格です。
三毛フミも自宅ではこのイヤホンを使用している事がほとんどで、寝るまでの音楽視聴に重宝しています。
「AmazonMusic」のUltraHD音質で視聴して違いが体験できる性能はありますよ。
型落ち品なので激安で購入する事ができましたが、普通の値段で買ったとしても1,980円までなら大満足の商品でしょう。
2,980円くらいでも納得できるくらいの製品だと思いました。
後継機「TT-BH07 MK2」が発売されました
在庫品限りの販売だったので、現在での購入は難しいと思います。
しかし後継品の「TT-BH07 MK2」が発売されました！
単なる後継品ではなく、いくつかの追加機能もありました！
①iPhoneユーザーには嬉しい「AAC」コーデック対応。
②最大6時間→最大20時間とより長時間の駆動が可能。
③IPX5基準の防水に対応。
日本限定発売とのことで、iPhoneユーザーには嬉しい機能アップですね。
気になっている方はチェックしてみて下さい。
あくまで個人的評価記事ですが、参考になればと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
