パソコン業務といえば「Microsoft Office」。
スペック表にも必ず記載されているソフトの代表です。
その「Office」にもサブスクリプションサービスが用意されています。
買い切りだととても高額なソフトなので、気になっている人も多いでしょう。
この記事は「office」の買い切り版とサブスク版の違いについて書いた記事です。
- ・サブスクとは?
- ・三毛フミの契約しているサービス
- ・その1 「Microsoft Office」
- ・サブスク版のラインナップは?
- ・サブスク版だからこその機能
- ・仕事でOfficeを使用するなら買い
・サブスクとは?
「サブスク」とは「サブスクリプションサービス」の略です。
月額○○円! とか 年間○○円 とかの利用料を払う契約です。
期間で契約しますので、やめることも自由自在です。
反面、買い切りのように自分に残るものがありません。
無料版があればデータが残ることは多いです。
・三毛フミの契約しているサービス
解説前に三毛フミが現在契約しているリストです。
1.Microsoft office
2.iCloud
3.Google One
4.ジャストシステム ATOK passport
5.マインドマイスター(年払い)
6.GRC
7.アマゾンプライム
8.アマゾンミュージックアンリミテッド
仕事のために契約しているサービスもあります。
すこしでも効率が良くならないかと行動した結果です。
ざっと見直してみても「いらないな」とは思いませんでした。
その理由を個別に説明していきます。
・その1 「Microsoft Office」
いきなりサブスクの筆頭です。
Officeはパソコンにプリインされている仕様もあります。
店頭販売もされているパッケージ版もありますが、
買い切り版はなかなかの高価格。
(2台の端末にインストールが可能)
参考価格はマイクロソフトのストア価格を参考にしました。
「Microsoft Office」のサブスク版は契約する価値ありです。
ソフト単体で利用価値が高いのはもちろんですが、
「OneDrive」のクラウドストレージ1TBが強い!
これだけでも定額料金を払う価値があります。
ここから月額1,080円(税込)が決して高くない理由を書いていきます。
買い切り版のラインナップ(参考情報)
「Office Personal 2019」
収録ソフトは「Word」「Excel」「Outlook」
価格は 32,764円(税込み)
「Office Home & Business 2019」
収録ソフトは「Word」「Excel」「Outlook」「Powerpoint」
価格は 38,284円(税込み)
この他にパソコン購入時にインストールされている
プリインストール版というものが存在しています。
価格は12,000円程度安く設定されているようです。
パッケージ版との違いは、購入したパソコンのみ使用できること。
ソフトとオフィスが紐付けされています。
・サブスク版のラインナップは?
サブスクリプション版の種類を紹介します。
個人利用を想定しますので、検討するプランは2種類。
まず三毛フミの利用しているサブスク版Officeはこちら。
「Microsoft 365 Apps for business」
いつのまにか名称が変更されていました。
法人向けのサービスとなっていますが、個人利用もできます。
上記プランの利用料金は1,080円/月です。
基本的にはOfficeソフトのみを使用する権利です。
Outlookのプレミアム機能が使用できませんので、
すでにメール環境が構築できている方にオススメします。
もう一つ、個人用サブスク版の選択肢として
「Microsoft 365 Personal」
が用意されています。
こちらの利用料金は1,284円/月(税込)です。
「Microsoft 365 Apps for business」よりも204円高いです。
追加される機能の違いは以下の通りです。
1.インストールできる端末数の違い
2.Outlook.comのプレミアム機能(容量50GB)
3.Microsoftエディターのプレミアム機能
インストールできる端末数に微妙な違いがあります。
個人用途なので、インストールできる端末数に上限なし。
同時使用できる端末数に5台の制限があります。
これらの違いがありますが、以下のメリットについては同一です。
・サブスク版だからこその機能
ここでサブスク版で使える機能を紹介します。
プリイン版にはない機能で便利にOfficeを利用しましょう。
①複数端末へのインストールが可能
サブスク版officeの特徴として複数端末へのインストールが可能です。
三毛フミの契約内容だと
・5台のPC(Windows・Mac)
・5台のモバイル端末(android・iOS)
までのインストールが可能です。
それぞれインストールした端末同士はデータを共有できます。
例えばこんな使い方。
・デスクトップでの作業をノートブックで。
・作成した書類をiPadで確認。
・自宅のノートで追加編集
こんなことが簡単にできます。
新しくパソコンを購入する場合もメリットがあります。
officeを価格に含めなくても良いので、より安価に購入可能です。
※注意事項
上記の運用方法については
業務内容を外部アクセスすることにもなるので、
運用方法については会社と相談して決めて下さい。
三毛フミの場合は会社の業務専用に使用するモバイルPCなので、
デスクトップPCとの連携を可能としています。
②クラウドストレージ「OneDrive 1TB付き」
これも大きなメリットです。
1TB(1,000GB)もの容量を利用する事ができます。
会社で運用しているデータすべてを保存できるくらいです。
これがあるおかげでUSBメモリを使用する事が無くなりました。
このストレージだけでも1,000円くらいの価値があると思います。
類似のストレージサービスの価格を比較してみると、
DropBox
無料プラン :2GB
最安有料プラン:2TB(1,200円/月)
Google Drive(Google One)
無料プラン :15GB
最安有料プラン:100GB(250円/月)
大容量プラン :2TB(1,300円/月)
iCloud
無料プラン :5GB
最安有料プラン:50GB(130円/月)
大容量プラン :2TB(1,300円/月)
容量については1TBは十二分な容量です。
officeも利用できることを考えると、かなり安価です。
OneDriveを利用することでOfficeはとても便利になります。
もちろん写真等のバックアップにも使えます。
クラウドストレージ単体としても十分な競争力です。
③すべてのofficeソフトが利用できる
すべてのOfficeソフトが使用可能になります。
Word、Excel、PowerPoint、Outlookは定番必須ソフト。
さらにはAccess、publisherも利用可能。
当然のことですが、すべて最新版です。
会社のパソコンにあるOfficeが古いバージョンであれば
最新版を導入することでさらに便利になるでしょう。
それぞれのソフトの機能は以下の通りです。
「Word」:文章作成ソフト(ワープロ)
手紙、書類、年賀状等、書類を作るのに最適
「Excel」:表計算ソフト
表に計算機能やグラフ出力などを備える超万能ソフト
「PowerPoint」:プレゼンテーション用ソフト
プレゼン用のスライドを作成できるソフト
「Outlook」:個人情報管理ソフトとメーラー
アドレス帳や予定表などを備えたメーラー
「OneNote」:多機能メモ帳ソフト
なんでも貼り付けできる多機能メモ帳
「Access」:データベース作成ソフト
データを蓄積して管理することができる
「Publisher」:DTP(デスクトップ・パブリッシング)ソフト
印刷を目的とした見栄えの良い書類作成ソフト
④Skype 60分無料
じつはこの機能だけ使用していません。
Skypeは音声通話ソフトの老舗です。
ビデオ通話、会議、チャットなどの他、一般電話に発信もできます。
LINEが普及している日本では実力を発揮できていません。
三毛フミもこの機能は放置状態です。
社内の連絡なら「Microsoft Teams」が便利だと思います。
これらのソフト以外に、「MicroSoft 365 Personal」限定ですが
「MicroSoftエディター」のプレミアム機能がつきます。
文章校正に特化したソフトのようです。
こちらのソフトは三毛フミが一度試して確認したいと思います。
・仕事でOfficeを使用するなら買い
結論です。
Officeを日常的に使用しているなら「買い!」のサービスです。
もともと業務効率化を目指してサブスク版を購入しました。
(それまでは会社支給の古いバージョンを使用)
新しいOfficeに搭載されている機能はどれも便利です。
共同で編集することもできますし、支援機能もわかりやすい。
もっと仕事を効率化したいと考えているのなら、
導入を検討する価値がじゅうぶんあるはずです。
サブスク版には月契約プランが用意されています。
イマイチだと思えば解約できるのもサブスクのメリットです。
もしかしたらこれが一番のメリットかもしれません。
今回紹介した「Microsoft Office」のリンクページはこちらです。
Microsoft 365 Personal 1,284円/月(税込)プラン
Microsoft 365 Apps for business 1,080円/月(税込)プラン
会社の登録が必要になりますが、オリジナルで大丈夫です。
三毛フミは「法人化したらこんな名前だな」って感じで命名しました。
さらっと書くつもりが長くなってしまいました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。