マインドマスター(mind master)から
マインドマイスター(mind meister)への
マインドマップの引っ越し方法（移行方法）です。
インポート・エクスポート機能が見当たらなかったので諦めていました。
ところが簡単にコピペで対処できたのでメモにしてみました。
・マインドマイスター(Mind meister)とは
ブラウザでマインドマップを簡単に作ることができるソフトです。
ブラウザベースなのでOSを選びません。
さらにスマートフォン向けアプリも提供されています。
データはクラウドに保存されていますので、
いつでもどこでも編集作業が可能になります。
また「プロ」プランであれば、招待した仲間と共同編集することも可能。
・マインドマスター(MindMaster)とは
こちらはインストール型のマインドマップ作成ソフトです。
サブスクタイプの「マインドマイスター」とは違い、
買い切り購入が可能なソフトです。
ユーザー登録することでクラウドでファイル保存が可能。
操作が「マインドマイスター」とは対照的で、
フローティングトピック作成を重視した操作性です。
どちらが使いやすいかは好みの問題ではありますが、
特定の端末での編集作業であれば費用的に「マインドマスター」が有利。
クラウドでのファイル共有を重視するのなら「マインドマイスター」が有利です。
・マインドマップをコピペしてみよう
ではさっそく引っ越しを開始しましょう。
①「マインドマスター」で引っ越ししたいマップを開く
上記のマップが今回引っ越しをするマップです。
「マインドマスター」側の画面ですが、赤字の項目に注意してください。
トピック内で改行をした場合は移行でうまく反映されません。
そのためちょっとした編集を行います。
②トピック内の改行をスペースに変えておく。
トピック内の改行をやめて、横一列に文字が表示されるようにします。
改行の代わりにスペースを入れておくと良いでしょう。
※基本マインドマップの書き方として改行をしないそうです。
③引っ越したい範囲を選択する
引っ越ししたいトピック群を左ドラッグで選択します。
上記ではメイントピックは選択していません。
選択してもできなくはないのですが面倒でした。
④選択範囲をコピーする
選択した範囲で右クリックするとサブメニューが表示されます。
一覧からコピーを選択して下さい。
「マインドマスター」側の操作は以上です。
⑤「マインドマイスター」を起動する
ここからは「マインドマスター」側の操作になります。
メイントピックの名前を決定しておきましょう。
引っ越し前の名前をつけることになるかと思います。
⑥メイントピックを選択した状態にする
メイントピックを選択された様態にしておきます。
注意したいのは編集モードになっていないこと。
文字が反転した編集モードだと次の操作でメイントピックに
すべてのサブトピックがコピーされてしまいます。
⑦コピーのショートカット [ctrl] + [V] を押します
コピーのショートカット操作 [ctrl] + [V] を押すと上記のようになります。
コピー元のサブトピック全てが1つのサブトピックにコピーされます。
その時同時に表示されるサブメニューの中の選択肢で
「ツリーに分割」を選択してください。
⑧サブトピックがきれいに分割されます
自動的にサブトピックが分割されます。
コピー元と違いがないかを確認して下さい。
「マインドマスター」で改行とスペースを入れ替えしました。
「マインドマイスター」側で見やすくしたい場合は改行を追加して下さい。
次の項目は失敗例です。
「マインドマスター」側で改行を修正しない場合はどうなるのか？
⑨改行を修正しなかった失敗例
「マインドマスター」側で改行を修正しないとこうなります。
改行した後の文字列は別のサブトピックと認識されてしまいます。
元々のマインドマップとはずいぶん違った内容になりました。
ここからの修正は大変なので、面倒でも修正しましょう。
・データ移行のまとめ
いとも簡単にコピペで移行できてしまったマインドマップ。
もともとテキストベースの書式だからでしょうか。
今回三毛フミは「マインドマイスター」への移行でしたが、
逆のパターンやその他のソフトウェアなども試してみて下さい。
今回の移行先である「マインドマイスター」のリンクはこちら。
移行元の「マインドマスター」はこちらでダウンロードできます。
読んでいただきありがとうございました。
