三毛フミブログ「オススメ回想録」

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はじめて購入するお買い得な「PD対応急速充電器」

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こんにちは、三毛フミです。
スマートフォン用の急速充電器って種類が多すぎて何を買えば良いかわからなくなります。
本体付属の充電器でも問題がないとはいえ、通勤前にサクッと素早く充電できる急速充電器はとても便利です。
特に急速充電に対応している製品を複数持っているのであれば、1個は持っておきたいアイテムです。
今回は安価に買うことができるPD対応急速充電器を記事にしました。

「STABILIST PD 急速充電器 USB-TypeC 65W」は安くて高性能

 今回購入したのは「STABILIST(スタビリスト)PD 急速充電器 65W」です。
コンパクトですがUSB-TypeCが2ポートとUSB-Aを1ポート装備しているのが特徴。
 
PD対応で65W出力と大容量なので、所有しているノートパソコンの「MacBookAir」も「HP EliteBook Folio G1」も問題なく充電する事が可能でした。
 
もちろんスマートフォンの急速充電も可能なので、リビングに備える充電器としては理想といえる製品ではないでしょうか。
 
大きさはノートパソコンの充電器よりはコンパクト。
重さは見た目よりちょっと重さを感じました。(中身が詰まってる感))
スマホの充電器としては大きなサイズになりますが、出張先などで複数の機器に充電が必要な場合はこれ一台で完結できますので便利です。
 
別途ケーブルは必要になりますので、LightningケーブルとUSB-TypeCケーブルを忘れずに用意しましょう。
 

 

 
余談ですが、急速充電で差が出るのは0%~90%くらいまでで、それ以降の100%までは充電電池の保護機能が働きます。
そのため90%から100%までの充電速度はゆるやかになります。
急ぎの時は100%にこだわらなくても良いのかもしれません。
 
 

PD対応急速充電器はノートパソコンの充電にも使える

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Image by Monoar Rahman Rony from Pixabay 

急速充電器が必要になったきっかけはノートパソコンの更新でした。

自身のノートパソコン「HP EliteBook Folio G1」
妻のノートパソコン「apple MacBook air M1」

この2台のノートパソコンを購入しましたが、現在のノートパソコンもUSB-TypeCで充電する仕様でした。(これには驚きでした。)
 
当然のことなのですが、スマホ用の充電器では充電すらできません。
 
2台のノートパソコンにはそれぞれ充電器が付属していますが、どちらのパソコンもUSB-TypeCを使用して本体に充電します。
しかし同じ接続端子を使用するのに、使い回しができないのでした。
 
特に自分の所有する「HP EliteBook Folio G1」は充電器を選ぶパソコンのようで、充電できない事例がレビューとして報告されていました。
 
純正の充電器はコンパクトに設計されているとは言え、複数台使用しているとコンセントの数がどうしても不足します。
どうせなら汎用急速充電器1台ですっきり解決したい!と思ったのがきっかけです。
 

急速充電器に必要な電力値(w)を確認しよう

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Photo by Firmbee.com on Unsplash

充電に必要な出力電力値(W)を確認する

ノートパソコンの充電には十分な出力を備えた充電器が必要です。
出力値はワット(w)で表示され、電圧と電流をかけた値のことを表します。


まずは純正充電器の出力を確認するため、メーカーホームページでスペックを確認してみました。

判明した性能は以下の通り。

 

・「MacBookAir」の純正電源アダプタは30W出力製品が同梱。
・「HP EliteBook Folio G1」の純正電源アダプタは45W出力製品が同梱。

 

以上の結果から、両方のパソコンを充電できるスペックは最低限45W以上の出力が必要であることが判明。


今回選択した「スタビリスト」の充電器は65W対応品なので、充電能力としては十分な性能があると判断しました。

対応している高速充電規格を調べる

次は対応している充電規格を調べてみました。

急速充電の条件に共通の規格で設計されている必要があり、条件がそろえば電圧と電流が最適化されて高速充電が可能になります。

 

端末毎に対応している充電規格を知る必要がありますので、自分が使用しているスマートフォンの仕様を確認してみました。


パソコンでは充電規格の記載が無いようですがノートパソコンでUSB-TypeC充電を採用している場合はPD規格で設計されているはずです。

 

スマートフォンの場合、古めの端末であればQC規格対応が多いようです。
最近はPD規格に対応している製品がほとんどですが、メーカーの独自規格で急速充電に対応しているケースもありますので確認が必要です。

メジャーなiPhoneもPD規格対応なので、対応充電器で高速充電が可能になります。

 

「スタビリスト」の急速充電器が対応している規格は以下の通り。

①PD3.0対応(Power Delivery規格)
②QC4.0対応(Quick Charge規格)
③FCP対応 (HUAWEI規格)

主要規格はしっかりと抑えてあることがわかりました。

 

GaN(窒化ガリウム)採用の意味とは?

高性能な充電器には必ず記載されているGaN(窒化ガリウム)の文字。
これはいったい何をあらわしているのでしょうか?


簡単に言ってしまえば、より高価で高性能な半導体です。
GaN(窒化ガリウム)を採用する事で高出力を可能にしているということですね。

 

30Wを超えてくるコンパクトな充電器ではほぼ採用されています。
高性能の象徴ともいえますが、そのぶん高価な価格設定になる傾向です。

もちろん本製品も採用していますし、PSE認証取得製品なので安心して使用できます。

 

ここからは実際に使ってみて感じた事を書いていきます。

 

実際に使用してみた感想と効果

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Image by FlitsArt from Pixabay 

大きさは期待通りコンパクト

まずは大きさと重さについて。
これは出張などで携帯する場合には重要な性能です。

 

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届いた製品を確認してみると、狙ったとおりのコンパクトな製品でした。


幅も適切で、分岐タップへ接続しても隣のコンセントが塞がることはありません。
持った感じは見た目より少し重さを感じるくらいです。

 

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純正電源アダプタよりは軽いのですが、いつもバッグに携帯する場合ではちょっとためらいを感じる重さです。

 

次からは手持ちの機器への充電を試した結果です。

 

「MacBookAir」の充電は問題なし

期待していたノートパソコンへの充電が可能かどうかを検証します。

 

「MacBookAir」への充電は問題なく充電する事ができました。
純正で30Wと控えめな出力だったので予想通りの結果で満足です。

 

超長時間使える「MacBookAir」なので、そもそも充電機会がほとんどありません。
充電速度が向上したかについては体感出来ていないのが正直なところです。

 

「HP EliteBook Folio G1」の社外品充電はリセットが必要

ちょっと手こずったのが「HP EliteBook Folio G1」でした。
接続しても充電ランプがまったく点灯せず、充電開始しません。

 

「さすがはヒューレット・パッカード製品、気難しい。」
これは失敗したと思い、嫌な気持ちで一杯になりました・・。

 

その後で純正アダプタに戻しても充電ランプが点灯しなくなりました。
「何故? どうしてそうなる??」

「HP EliteBook Folio G1」の充電器選びが難しいと言われる理由がわかりました。

 

この症状は社外品を接続したときに時々発生する現象らしく、HPの公式情報として解決方法がメーカーサイトに記載されていました。

HPノートブックPC - 電源リセットの実行 | HP®カスタマーサポート

 

この情報に行き着いたのは次に紹介するサイトに情報があったからです。
日常的にトラブルを解決されている方だけにわかりやすかったです。

この情報で救われました、ありがとうございました。

www.lifewithunix.jp

 

この情報を元に15秒電源押しという裏技を試したところ・・

充電可能な状態に復活!

 

さらに購入した「スタビリスト」の充電器でも充電が可能になりました。
仕組みはわからないけど結果オーライです。

 

ちなみに充電速度についてはそれほど違いは感じませんでした。

 

Xperia XZ1 Compactへの充電は高速!

こちらは明らかに充電速度が速くなりました!

 

今まではQC2.0対応品を使用していましたが、「スタビリスト」の充電器に変更してからの充電時間はあきらかに短縮されて快適です。

 

元々「Xperia XZ1 Compact」はQC3.0まで対象の機器なので当然ですが、ようやく本来の性能が発揮されたようです。

 

iPad Pro(第2世代)への充電

一番変化が感じられた製品で、投資した価値ありでした!

 

付属してきた充電器が5V1Aの普通充電器だったと思います。
満充電まではかなりの時間が必要なので、寝る前に充電しておくのが日課でした。

 

iPad Proはバッテリー容量が大きいので、充電時間が長いのがネックでした。
感覚的なモノですが、スマートフォンの充電とそう変わらない感覚で使えそうです。

iPad Pro(第2世代)を持っている方には絶対オススメですよ。

 

OnePlus7への充電

この製品は少し特殊です。
というのも純正で独自の高速充電「DASH charge」が採用されているから。

 

これがかなり高速な充電で、100%までぶっちぎりの速度で充電します。
夜に充電し忘れても朝の準備時間(90分くらい)で満充電できるレベルなのです。

 

「スタビリスト」の充電器で充電した場合はすこし様子が違います。
最初こそ早さを感じるのですが、その後が続かない気がしています。

 

80%くらいからの充電時間が遅く感じるので、おそらく保護機能が働くからではないかと思っています。
とはいえ充電速度が遅いわけではありませんのでご安心を。

 

iPhoneSE(第1世代)への充電

高速充電規格に非対応の端末です。
バッテリー容量が少ないので、5V1A程度の充電器でもそこそこ満足できます。

 

最近気がつきましたが、充電に使用するポートで充電時間が変わるようです。
PD対応している「Type-C ⇒ Lightning」から充電すると、満充電までかなりの時間を必要とすることに気付きました。

しかし「Type-A ⇒ Lightning」で充電した場合、5V1A以上の早さで充電できている気がします。

 

iPhoneSE1好きとしてこの事実を無視できないので、何らかの形で計測を実施したいと考えています。

 

「STABILIST PD 急速充電器 65W」のまとめ

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Image by Here and now, unfortunately, ends my journey on Pixabay from Pixabay 

とにかく大きさがコンパクトで携帯性にも優れている急速充電器です。


65Wの出力と主要規格である「PD4.0」「QC3.0」に対応している充電器ですが、価格設定は非常に安価で購入しやすい価格で、2,500円で買えるAmazonの充電器ラインナップではコスパの高い製品です。

 

急速充電器を持っていない方はとりあえず買っておいても良い製品でしょう。
大容量のバッテリーを搭載した製品を複数台持っているなら、間違いなく価格以上の恩恵を受けられるはずです。

 

より高性能な製品を購入したとしても、携帯用として再利用出来るサイズなので利用価値はたくさんある商品だと思います。

急速充電器は非常に選択肢の多い製品です。
購入のきっかけは県外出張前に充電を忘れた事。(うっかり寝落ちた。)
しかも自分のスマホと会社のスマホの両方充電が必要な状況で、2つのスマホに電力をシェアするので、さらに充電は遅くなります。

 

この時は残量不十分でそのまま出発。
モバイルバッテリーがあったので充電はできますが、電話を使うときにケーブルが邪魔になるので困りました。

出張から帰ったら急速充電器を購入しようと考えていましたが、迷うばかりで買わない事が何回か続きました。
苦い記憶は時間が経過すると忘れてしまいますね。

 

急速充電器は無くても困らないけど、必要なときに持っていないことを後悔するような製品です。
いつか来る緊急時(?)にそなえて、余裕のあるときにじっくりえらんで購入しましょう。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。